Openfilerのインストール

はじめに

iSCSIターゲットを構築するためOpenfilerのインストールを行います。

Openfiler用の仮想マシンは今回はVMware Workstationで作成します。

事前にこちらからISOファイルをダウンロードしておきます。

Openfiler用仮想マシンの作成

VMWare Workstationを起動し「ファイル」→ 「新しい仮想マシン」をクリックするとウィザードが起動するので「次へ」。

「インストーラディスクイメージファイル」を選択し「参照」ボタンをクリック。

事前にダウンロードしておいたISOファイルを指定し、「次へ」。

「ゲストOSの選択」画面で「Linux」を選択。「バージョン」は「CentOS 64ビット」を選択し「次へ」。

任意の仮想マシン名を入力。「参照」ボタンをクリックし仮想マシンの格納場所を指定し、「次へ」。

ディスク容量を指定し「次へ」。

「完了」をクリックしウィザードを終了させる。

Openfilerのインストール

作成された仮想マシンをパワーオンするとインストール方法の選択画面が表示されるのでそのまま「Enter」キーを押下。

※テキストモードでインストールする場合は、「linux text」と入力し「Enter」 

グラフィカルモードでのインストール画面が表示されるので「Next」

キーボードの言語を選択(ここでは「Japanese」を選択してます)し、「Next」

ドライブの初期化についての警告画面が表示されますが、「Yes」で続行。

仮想マシン作成時のディスク(ここではsda)にチェックが入っていることを確認して「Next」

ハードディスクのすべてのパーティション（すべてのデータ）を削除してよいかを確認する警告画面が表示されますが、「Yes」で続行。

インターフェースの設定画面が表示されるので、「Edit」をクリック。

「Manual configuration」にチェックを入れ、環境に合わせてIPアドレスを指定する。

今回の環境ではIPv6は使用しないため「Enable IPv6 support」のチェックは外し、「OK」で画面を閉じる。

「Hostname」の設定、「Gateway」および「DNS」設定を入力し「Next」

タイムゾーンは「Asia/Tokyo」を選択し「Next」

Rootのパスワードを入力し「Next」

そのまま「Next」

インストールが開始されるので待機。

インストール完了。「Reboot」をクリック。

再起動後以下の画面が表示されればインストール完了です。

Web管理画面への接続

インストール後のコンソール画面にも表示されているとおり、Openfilerの各種設定はWeb管理画面にて行います。

ブラウザを起動し「https://IPアドレス:446/」へアクセス。

ユーザ名に「openfiler」、パスワードに"「password」を入力して「Log In」をクリック。

Web管理画面への接続成功。